この1年間で、我が家の暮らしが大きく変わりました。
コロナによる休校期間や在宅勤務をきっかけに、私も娘も余裕のある時間が生まれ、前から2人でやりたいと思っていた「畑での野菜作り」を始めることになりました。
畑は自然の中にあるので、密になる心配もありません。
外出自粛で、以前のようにあちこち出かけることもないので、時間はたっぷりあります。
定年退職後にやろうと思っていた畑を、こんなに早くできるようになるなんて思ってもいませんでした。
今は沖縄南部にある畑を借りて、週末に1回通っています。
普段は管理人さんが管理してくださっているので、私たちは週1回の簡単な農作業と、できた野菜の収穫を楽しんでいます。
週末の畑仕事
去った日曜日は、畑に向かうのが午前11時くらいになってしまいました。
すぐに娘の「お腹すいたー」コールが始まることが予測できたので、おにぎりや卵焼き、野菜炒めなど簡単なお弁当を準備していきました。
畑に着いてみると、2週間前に植えたレタスが大きくなっていました。
大根の葉っぱが双葉から、ギザギザとした大根らしい葉に生長しています。
パセリはさらにひとまわり大きくなり
中玉トマトも長い間ずっと実をつけてくれています。
毎週収穫している玉ねぎも、まだまだたくさんあります。
1時間ほど作業してから休憩し、畑のそばのベンチでお弁当をいただきました。
農作業の後に畑で食べるおにぎりの美味しいこと!
青々と茂っている野菜や、その上を舞うちょうちょ、遠くの山や青空を眺めながら、幸せな昼食時間を過ごしました。
昼食のあとは、もうひとふんばりです。
この日は、さつまいもを収穫した畑を鍬で耕し、堆肥を入れて次の植え付けの準備をしました。
娘は管理人さんの耕運機を借りて、別の畑まで耕していました。
すっかり農作業が手についた娘が、かっこよかったです(笑)
帰ってからも農作業
この日は、玉ねぎ、大量のさつまいも、大根葉(間引き)、パセリ、別の畑の春菊などを収穫しました。
畑で洗って持って帰ってきたので、水道水でもう一度簡単に洗い流します。
玉ねぎは、娘が葉っぱも根っこも切ってくれていたので、楽チンでした。
さつまいもは、一部は皮をむいて切って、ゆでました。(蒸すつもりがゆでちゃいました)
残りのさつまいもは、室内で陰干しします。
間引きした大根葉は、炒めたりゆでたり味噌汁に入れたりできますが、小さい割りに根っこが固いのです。
前回そのまま食べて大変な思いをしたので、今回は夫にも手伝ってもらって、もやしのひげとりのように、根っこを全部取りました。
さて残るはパセリです。
パセリは、水につけておくと長持ちします。
この前収穫したときは、コップに水を入れて、洗ったパセリを茎ごと入れておきました。
食卓に飾りつつ、そこからとって生のまま食べたりしていました。
でも1週間も経つと変色してしまうので、今回は全部冷凍することに。
先の部分だけをちぎって、保存袋に入れたら、冷凍します。
凍るとこんな状態です。
それを手のひらで押しつぶすと、簡単にみじん切りになります。
つぶすときの感触がおもしろくてクセになりそうです。
というわけで、日曜日は夕方近くまで農作業づくしの1日でした。
すっかり農家らしい生活になってきていて、面白いです。
日々の生活の片手間でやろうとすると大変ですが、畑に時間を使うと決めてどっぷり浸かってしまうと、すごく楽しいです。
最近は畑仕事や、収穫した野菜を料理したり食べたりするのが楽しくて、フルタイムで働いている場合じゃない気がしてきました。
そのうち畑の近くに引っ越して、働く時間を減らし、新しい生活をしているかもしれません(笑)
こんなに大きな気付きを与えてくれたこの1年に感謝です。
自分さえやろうと決意すれば、いつだって、何だってできそうな気がします。
これからまたどんな新しいこととの出会いがあるのかワクワクです。
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました☺︎