レンタル畑での週末農業を始めてから、早くも1年半が経ちました。
たまに行けなかったりサボったりすることもありつつ、だいたい1週間~2週間に一度は娘と二人、往復1時間の畑まで通っています。
どんなに疲れていても、畑に行って大自然と触れると元気になれるのですが、そこへ行くまでがいつも葛藤です。
私の中の、何者かが行くジャマをするんですよね。
・疲れてるから無理しなくてもいいんじゃない?
・ほかにもやらなきゃいけないことがいっぱいあるよ。
・他のやりたいことをやったら・・・?
いつも、そんなささやきを振り切って、畑に行けるかどうかの戦いです(笑)
自然と触れ合うことは、本当は一番優先度の高いこと
毎日仕事や家事に追われて、心身ともに余裕がないと、畑に行くなんて後回しに感じてしまいます。
でも大自然に触れ、無農薬野菜を収穫して、それを料理して食べるということは、人間が生きていくうえで、一番大切で基本的なことだと思います。
太陽の光を浴びて、土や植物に触れ、ゆったり流れる時間の中で過ごしていると、あんなに時間に追われている毎日の生活に疑問を感じてきます。
「今日も畑に来てよかった!また来ようね」と娘と話しつつ、家に戻って日常生活を送り始めると、また同じ葛藤に戻ってしまうのです。
こんな今の生活は、やっぱり何かが違うのではないかと感じます。
もう少し働く時間を減らして、ゆったり人間らしく生活したい。
きっと数年後には、そんな生活を送っている私がいると思います。
畑をやっている人の若さにビックリ
畑の管理人さんがいつも私たちの畑の手入れをしてくれているのですが、その方は広い畑を管理しつつ、時間を見つけては、やんばるの古民家まで通って修繕までしてくれて、すごくパワフルです。
年齢が気になりつつ、きっと60代後半くらいかなと思っていたのですが、最近実年齢を聞いてビックリ!
なんと70代後半だということがわかりました。
実年齢よりも10歳も若く見えるなんて、すごいことですよね。
そして他にも、やんばるで畑をやりながら一人暮らしをしている、親戚のおばさんがいます。
私たちは20㎡の畑でも全部使いこなせずにいるのに、そのおばさんはその数倍の広さの畑を一人で手入れして、見事な野菜をたくさん作っていました。
そのおばさんは、なんともうすぐ90歳とのこと!
畑をして野菜作りをしている人は、本当に若々しいことを実感しました。
大自然のエネルギーを体の外からも、そして中からも吸収しているからでしょうか。
そのことを見ていても、やっぱり畑での野菜作りはとても良い影響を与えてくれるんだろうなと思います。
これからも生活の中で、大切にしていこうと思います。
最近は、コスレタスがたくさん収穫できたので、周りにおすそ分けしました。
パセリやセロリも新鮮でシャキッとしてとても美味しいです。
先週は、畑で他のメンバーの方たちと、物々交換をして、レタスやパセリ、セロリをおすそ分けして、じゃがいもや春菊をいただきました。
そして近くで鶏を放し飼いにしている農家さんから、新鮮な卵を1キロ450円で買いました。
とても豊かで幸せな気持ちで帰ることができました。
娘のおかげで始めることができた野菜作り。
私が何度も挫折しそうになっても、娘が「畑は絶対続けるよ!」と励ましてくれるのでこれまで続けることができています。
やんばるの古民家の修繕が進んでいるのも、畑の管理人さんとの出会いがあったからこそ。
全てはつながっているのかもしれませんね。
休むことがたまにあっても、これからも楽しみながら続けていこうと思います。
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)