今週のお題「鬼」
みなさんは、人間関係について悩むことってありますか?
きっと誰もが少なからずあるのではないかなと思います。
私もいろいろな経験を通して考える中で、大きな問題は「自分を責める気持ち」そして「他人に期待する気持ち」ではないかと思うようになりました。
まさに「心の中の鬼」です。
それを退治できれば、日々のストレスはグッと減るのではないかと思います。
今回は①として「自分を責める気持ち」について書きたいと思います。
そして最近出会ったこの本がすごく良かったので、ご紹介します。
「うまくいっている人の考え方」 ジェリー・ミンチントン著
自尊心を高め、他人をありのまま認め、人間関係をスムーズにするために100個のポイントが載っています。
どれも名言ばかりです。
どこを引用するかすごく悩んだのですが、今回はこの2つについて取り上げます。
自分の価値を疑わない
自分の人間としての価値を自分の業績、知性、財産と関係があると信じるのはまちがいだ。あなたが持っている能力や所有物はあなたの収入を左右するかもしれない。しかし、あなたの人間としての重要性や価値とは何の関係もない。
あなたは人間としての価値を最大限に高めるために何か特別なことをする必要はない。この世に生まれてきたときから、あなたは価値のある存在なのだ。
(「39 自分の存在そのものに価値があると信じる」より引用
何かうまくいかないことがあるとき、他人と比べてしまって自信がなくなることってあるかもしれません。
でも、私たちは一人一人違う価値をもっていて、存在していることに意味があるのです。
そして、うまくいかないときや苦手なことがあるのは誰だって同じです。
自分のいる環境や、起こる出来事によって、そして周りの人たちの一部の面を見ただけで、自分の価値を見失ってしまわないようにしたいですね。
自分を責めない
誰でも、あとになって「しなければよかった」と悔やむようなことをしてしまうものだ。そんなとき、私たちは自分を責める。だが、それは適切な対応だろうか?
あなたが理解すべきことは、自分の行動が遺伝、教育、条件づけの組み合わせによって決定されているということだ。あなたのしたことがうまくいかなくても、がっかりする必要はない。あなたがその行動を選んだ時点では、それが最善の決定のように思えたのだ。
(「77 自分に優しくする」より引用
「あのときこうすればよかった」「あんなことしなければよかった」私もこれまで何度も思ったことがあります。
でもこの言葉の通り、その時点での知識や経験をもとに、一生懸命考えて最善の選択をしたはずです。
それが結果的によかったのか、よくなかったのかなんて、誰も知ることはできません。
過去のことを思い悩み、自分を責めるのはやめて、これまで頑張ってきた自分の全てを受け入れてあげたいですね。
この本では、自分の個性を受け入れたり、長所に目を向ける、心の持ち方を変えるなどたくさんのアドバイスが載っています。
自分をありのまま認め、信頼し、前向きでいることができれば、ちょっとした出来事で揺らぐことはなくなるでしょう。
そうすると、何かトラブルがあっても素直に謝り、相手のアドバイスを受け入れ、関係を良好に保つことができるのだということが納得できます。
次は、二つ目の「他人に期待する気持ち」についてまとめたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました☺︎