今週、とても幸運な奇跡的な出来事がありました。
私には小学校高学年の時に仲良くなった大親友がいました。
同じ中学に進みましたが、高校からは離れ離れになり、そして高校卒業とともに親友はイギリスへ旅立ちました。
空港へ見送りに行ったことや、その後手紙のやりとりを何度かしたことは記憶にありますが、それから20年以上も連絡がとれていなくて、ずっとずっと気になっていました。
そして自分の娘が、この4月から、ちょうど私と親友が知り合った学年になりました。
4月からは以前にも増して親友のことを思い出すようになっていました。
学校から帰ったら、お互いの家で一緒に過ごし、お菓子を食べながら宿題をしたり、彼女のお母さんにサンドイッチの作り方を教えてもらって一緒に食べたりしたなぁ・・
笑顔がステキなお母さんだったけど、今も元気かな・・
お家は私が住んでる近辺のはずなんだけど、昔の記憶をたどってお家を探してみようかな(新居に引っ越してからは一度しか行ったことがなく、住所や記憶も曖昧でした)・・などいろんなことが頭に浮かんでいました。
そんなある日、職場で仕事をしていると、4月から新しく任用された非常勤の方から頼まれごとがありました。
本人からではなく、事務の方を通してでした。
当日の急なお願いで、それでも普段は滅多に断ることはないのですが、その数日は他からも急なお願いが続いていたため、珍しく事務の方に断ってしまいました。
(結局は事務の方がうまく手配してくれて、どうにか対応することができました。)
そして、この非常勤の方から数日後、仕事とは直接関係ないことでまた2回頼まれごとがありました。
1回目は快く対応し、2回目は私ができる範囲で対応し、そんなこんなで何かとやりとりをしていましたが、それ以外では接点はなく、会話をすることもほとんどありませんでした。
でも新しい方から何度か頼まれごとがあるというのも珍しく、なぜか印象に残っていました。
そんな中、私の職場の全職員の顔写真と名前が載った広報誌が配られました。
これまではそんなに見入ることはなかったのですが、その日は珍しく時間に余裕があり、一人一人の顔写真をじっくり見ていました。
笑顔のステキな方が何名かいて、特に目についた方が2人いました。
そのうちの1人が特に神さまのようなステキな笑顔で、なんてステキな笑顔なんだろうとじっくり見入ってしまいました。
あの3回ほど頼まれごとを受けた、年配の非常勤の方でした。
そしてふと思い出しました。
「そういえば、親友のお母さんもこんな笑顔だったなぁ・・」
見れば見るほど、あのお母さんにそっくりです。
「こんなに似ている人もいるんだな・・」としばらく眺めた後に、横に書いていた苗字と名前を見たとたん、脳内でいろんな情報がビビビビッとつながりました。
「あー!!!もしかしてあの親友のお母さん???」
私が覚えている彼女のお母さんは、今の私の職場で出会うような仕事はしていませんでした。
そして全員がマスクをしているので、顔もよくわからなかったのです。
マスクなしの顔写真で、しかもその神さまのような笑顔で、名前が横に書かれていたからこそ気付くことができたのでした。
翌日、その非常勤の方が出勤日だったので、ドキドキしながら聞いてみました。
「〇〇さん、娘さんいらっしゃいますか?」
「はい・・」
「その娘さんは、もしかして□□さん・・?」
キョトンとした顔でしばらく黙っていましたが、嬉しくて涙でウルウルしている私をみて、急に思い出して私の名前を言ってくれました!
「△△さん?!」
もう親友とも20年以上連絡がとれなくてずっと気になっていたこと、お母さんにお世話になってよく思い出していることなど、話しました。
そのお母さんも私のことを覚えてくれていて、私の実家近くを通るときに「どうしているかな・・」などと思い出してくれていたようです。
そして驚きの事実が次々とわかりました。
親友は、あのあとからずっとイギリスに住んでいるとのこと。
実は私、3年ほど前にイギリスのコッツウォルズの街の写真に一目惚れして、いつかここに必ず行くんだと心に決めていました。
親友がイギリスに住んでるなんて、コッツウォルズの夢が叶う日が近づいた・・!
そして気になる実家の場所を聞いてみました。
「〇〇(有名なお店)の裏の方に住んでますよ」
「えー!私〇〇の斜め向かいに住んでるんですよ!」
なんとお互いすぐ近くに住んでいることがわかりました。
何度か通っている道なのですが、記憶が曖昧すぎて全く気付きませんでした。
そのお母さんに私のメールアドレスを教えて、親友に伝えて欲しいとお願いした翌日、すぐに親友からメールが届きました。
親友も私のことを気にしてくれていたようで、でも連絡先がわからず・・
お母さんからの連絡を受けて、あまりにも久しぶりで涙がポロポロ出たことを書いてくれていました。
こんな奇跡的に出会うことができ、しかも近くに住んでいることがわかり、イギリスに行く夢も近づいてきたなんて、こんなに嬉しいことがあるのだろうかと思うくらい、幸福な出来事でした。
そしてこのことでいろいろと思うことがありました。
1週間前に小林正観さんの本「ありがとうの神様」を読み、「ありがとう」には不思議な力があるらしいと知り、感情は込めなくてもいいからまずは言ってみようと思い、1日5〜10分ほど何かをしながら「ありがとう」を繰り返し唱えていました。
この奇跡が起きたのは唱え初めて4日目でした。
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そして「引き寄せの法則」は本当に働いているんだということ。
娘の学年と、私と親友が知り合った学年が一致していて、親友やお母さんのことを考えることが増えて、その情報をキャッチしやすくなっていたのだと思いますが、何より私とそのお母さんが同じ職場に引き寄せられたことが驚きでした。
さらにもう一つはトイレ掃除の効果です。その日の朝、毎日行っているトイレ掃除を少し念入りに行ったのです。
普段気になりながらできなかったことをやって、スッキリした気持ちでした。
それらの「ありがとう」の効果、「引き寄せの法則」、掃除の効果などが一気に押し寄せたように感じました。
そして、最後に一番重要なことに気づきました。
人からの頼まれごとは可能な限り快く引き受けたほうがよいということ。
頼まれごとをしてきた相手は、子どもの頃にお世話になった恩人だったことがわかり、私は1回目の頼まれごとを断ったことをすごく後悔しました。
相手が誰であれ、頼まれごとは快く引き受けよう。
その頼まれごとをしてくれたからこそ、つながれた縁でもあったと思うのです。
ここでもしも私がイヤな顔をしたり2回目3回目にも断ったりしていたら・・と思うと、本当にヒヤッとしました。
そして小林正観さんの本にも頼まれごとは喜んで引き受けた方がよいということが書かれていました。
周りの人に喜ばれることこそが、人の生きる目的だと・・
私は試されていたのかもしれません。
この親友とそのお母さんとの出会いや気付きに感謝して、これからも周りの人を大切に、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいと思います。
長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます☺︎