うちの子も、私に似て片付けや掃除が上手になってきました。
と言っても子どもなので、遊びに夢中な時はひたすら散らかし、机の上もぐちゃぐちゃな時もあります。(それが何日も続くことも)
でも十分遊びきって満足したり、片付けのスイッチが入ると潔く片付けていきます。
子どもなので、もらい物のおもちゃや、本、いろいろなモノがどんどん増えていきます。
片付けるだけでなく、成長に合わせて手放していくことも必要です。
その時に大事にしているのは「これは好き?あった方がいい?」と問いかけて、子ども自身に自分の気持ちと向き合わせることです。
最近は「この本プレゼントでもらったけど、読むと悲しくなるからあまり好きじゃない・・。」など、しっかり自分の気持ちを伝えるようになりました。
いくらプレゼントでもらっても、やはり大事なのはモノではなく、子ども本人です。
嫌々ながら使ったり読んだりする必要はないと思っているので、無理やり置かせることはしません。
そういう時は、そのモノに対して「『ありがとう』って言って捨てようね。」と伝えて、一緒に上手く手放せるようになりました。
これができるようになるということは、子ども自身が自分の気持ちとしっかり向き合い、それを言葉で伝えることができるということです。
そしてそれが親に認められることがわかると、自己肯定感が高まるのではないかと思うのです。
ここでもしも「せっかく〇〇さんが買ってくれたんだから大事にしないと。」
「高かったんだからもったいない、使いなさい。」などと言われたら自分の本当の気持ちを押さえ、我慢し続けなければなりません。
それが積み重なると将来「嫌なことを嫌と言えない」「本当はやりたくないことを無理に頑張ってしまう」「体調が悪いのに休めず頑張りすぎてダウンしてしまう」などにつながるのではないかと思うのです。
私は子ども自身が、要らないものを捨てたり、片付け・掃除を身につけてくれたことで、今後本人が自分自身を守ることにつながっていくと思っています。
気分が乗らないとき、体調が悪いとき、本当に欲しいもの・やりたいことがあるときに、しっかり自分の気持ちと向き合い、それを周りに伝えることができるからです。
子どもは、そのときそのときで色んなことに夢中になって欲しいので、身の回りが常に片付いている必要はないし、それを求めることもしませんが、要らないものを手放すことや片付け・掃除を教えておくことは大切だと感じます☺︎