最近、新しい分野の勉強を始めました。
ヨガを通して知ったアーユルヴェーダについて前々から興味があったのですが、先日思い立って、この本の著者である岡清華さんのオンラインセミナーを受けることにしました。
セミナーは3時間の全15回で、9月からスタートしているのですが、その内容が本当に面白くて・・・毎回とても充実した時間を過ごしています。
今日はその講義内容の中から、私が長年悩んできた「消化不良」のシンプルな改善方法についてシェアしたいと思います。
「今までこんなこと誰も教えてくれなかった!早く知りたかった!」と思うような内容ばかりです。
①食べた後にちゃんと消化・吸収・排泄されることが大切
私たちの身の回りには、いろんな食の情報、いろんな食べ物があふれていて、栄養のあるものを食べようと頭で食べていることが多いと思います。
でもそれぞれの人には体質があり、同じものを食べても消化吸収できる人もいれば、それがスムーズにできない人もいます。
体の中に入ったあとに、ちゃんと消化・吸収・排泄までされているかが、とても大切なのだそうです。
排泄までがスムーズにされて初めて、食べたものが体の栄養となるのですが、ここまでちゃんと向き合って食事ができている方はどのくらいいるでしょうか。
私も栄養をとることばかりに気を取られていたなぁと気づかされました。
食べた後に排泄までスムーズにいくものは、体に合っている証拠。
逆に消化不良や便秘、下痢などを起こす食べ物は、体に合っていないということ。
それを観察するようになってから、食べるものをきちんと選ぶようになりました。
②ゲップが出たら、もうそれ以上食べないで
食べたものが最も消化されやすいのは腹八分目の状態なのだそうです。
そしてそのサインがゲップ。
食事をしていると、プッと軽く空気が上がってくるようなゲップが出るのですが、その時点で腹八分なので、それ以上食べない方が良いのだそう。
こんなことを聞いたのは初めてで、すごく衝撃でした。
そして実際食事をしてみると、私の場合、食べようと思っている食事量の半分くらいで、ゲップが出るのです。
たったこれだけ?!とビックリしてしまうのですが、今の私の胃の容量は、私が思っていたよりずっと少ないようです。
ゲップなんて気にせずに、もっとたくさん食べていたからこそ、胃腸に負担を与えていたんだなぁとわかりました。
外食したときなどは、ゲップが出てもあと少しだけ・・・と食べてしまうこともありますが、それ以外ではゲップが出たら食事を終えるように心がけるようになりました。
すると食事後の体も以前のように重くないし、次の食事までにはお腹がすくようになりました。
③消化は口から。液体も固体もよく噛んで唾液と混ぜる。
よく噛むことは大切だと知ってはいましたが、これも全く実践できていなかったことに気付かされました。
ジュースやスープなどの液体を飲むときも、口の中でよく噛むように唾液と混ぜることで、飲み込んだあとに消化吸収されやすくなるのだそう。
そして固体は、おかゆ状になるまでしっかりよく噛むこと。
ごはんなどの糖質も口の中でしっかり唾液と混ぜることで、消化吸収されやすくなり、老廃物として貯まりにくくなるそうです。
これもまたやってみると、おかゆ状になるまで噛むにはだいぶ長い間噛む必要があります。
食材によっては30回以上噛んでいるかも・・・?
今までどれだけよく噛まずに飲み込んでいたのでしょうか。
いろんなことが積み重なって、私の消化不良が起こっていたのだなぁと思うと、反省することばかりです。
でもその消化不良の不調があったからこそ、アーユルヴェーダと出会い学ぶことができていることにもとても感謝しています。
アーユルヴェーダは消化力を高めて、きちんと排泄していくことを何より重視しています。
そうすることで、体の組織がきちんとつくられ、疲れにくくなったり、肌がきれいになったり、ポジティブになれるなどたくさんの良いことがあるのだそう。
これから講義で学んだことを実践して、清華さんのように心身ともに内面から輝く人を目指していきたいです。
清華さんの講義内容は、どんどんシェアしてよいそうなので、これからも学んだことや実践したことを載せていきたいと思います。
消化不良や体調不良で悩む方へ、少しでも参考になれば嬉しいなと思います。
そしてこの本もオススメです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よい週末をお過ごしください(*^^*)