「アリとキリギリス」のアリはいつ遊ぶことができるの?働きづくしの人生は、もういやだ。

1か月ぶりの更新になりました。

異動が決まり、3月までいた部署の廃止に伴う片付け(備品などを他の部署に譲り、部屋を空っぽにして出てきました)と、新しい配置先の引継ぎなど、目の回るような忙しさでした。

 

それでも、先月前半は初めての在宅勤務が何度かできて、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

 

素晴らしい本との出会い

そんな在宅勤務をしたある日、近所をウォーキングしていたときに、ふと本屋さんに寄りたくなってフラッと立ち寄ったのですが、そこでまたまた人生が変わる素晴らしい本との出会いがありました。

 

「DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルール」ビル・パーキンス著

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まえがきを読んだだけで、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。

夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで暮らした。やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた・・・。

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だが、ここで疑問は生じないだろうか?

アリはいつ遊ぶことができるのだろう?

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短い人生を奴隷のように働いて過ごし、そのまま死んでいくのだろうか?

いつ楽しいときを過ごすのか?

 

将来のためにと、若い頃から一生懸命働き、今やりたいこともやらずに節約して、お金を貯めている人は多いと思います。

私も今までそうでした。

でも、この本を読んで、なんてもったいないことをしていたんだろうと気づくことができました。

 

私が特に印象に残ったのが、このような内容でした。

・私たちは今の世界がいつまでも続くと思っているが、そうではないこと

・やりたいことをやるには賞味期限があること

・人生で一番大切なことは「思い出づくり」であること。そして早く経験するほど、思い出として長く残ること

・年齢にあわせて「金」「健康」「時間」のバランスをとることの大切さ

・45~60歳に資産を取り崩し始めるのがよいこと

 

この本では、タイトル通り、人生で働いて貯めたお金を「楽しい経験」に変えて、死ぬまでに使い切るということを目標としています。

私は将来のためにお金を貯めて、資産運用もしていますが、どれだけ貯めれば大丈夫という確信がなく、今やりたいことのために思い切って使うことができずにいました。

 

でも、夫婦ともに40代で健康で体力もあり、娘が小学生である今だからこそできることがあります。

毎月の給与から将来に回していたお金を減らし、もっと今のために使うことにしました。

そして投資信託も一部売却して、安心して今やりたいことをやるお金も準備しました。

 

やりたいことリストを作成

娘と私で、それぞれのやりたいことリストを作成しました。

私が書いたのは、

・北海道のファームステイに行くこと

・スイスに行くこと

・キャンプをすること

・海の見える高台で自然に囲まれて暮らすこと

 などです。ほかにもたくさんあります。

 

できることはすぐに行動に移す

リストを見ていたら、すぐにできそうなことがありました。

まずキャンプです。

子どもが生まれた時からやりたいと思っていたのに、まだ実現できていませんでした。

ゴールデンウィーク沖縄県内で手ぶらで行けるキャンプ場を探して、さっそくネットで予約しました。

 

そして北海道のファームステイ。

これは4年前に雑誌で記事を読んで、やりたいと思っていたことなのに、そう思っていたことすら忘れていました。

娘の今年の夏休みに合わせて、滞在できるファームを探し、すぐに予約しました。

 

やろうと思えば、できることって実はいっぱいあるのかもしれません。

今この本と出会えたことに感謝です。

これからは、今やりたいことにうまくお金を使って、人生の楽しい経験をたくさん作っていく生き方をしようと思います。

 

それでは、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^^*)

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