私は大のASKAファンです。
ASKAさんが2018年の11月に活動を再開して以来、シンフォニックコンサートツアーや、40年のありったけツアーなど、沖縄県外のライブにちょくちょく遠征しています。
子どものことは実家の親と夫にお願いして、そして日によっては仕事も有給をいただいて、ライブだけが目的の弾丸1泊2日の旅です。
仕事や子育てもしながらの主婦にとってはなかなかハードルの高いことだと思います。
そして少し前の私には、遠征してまでライブに参加するなんて考えもしませんでした。
でもこのASKAライブへの遠征が、今では私の生きがいで、大きな楽しみになっています。
そして夫とのいろいろな関係がこれを機に良くなったのです。
私は中学生の頃からチャゲアスが大好きで、沖縄にライブで来てくれた時には、必ず参加していました。
でも、ASKAさんが10年ほど前にシンフォニックコンサートで沖縄に来てくれた時以降は、沖縄でライブが開催される機会は減ってしまいました。
結婚や子育てなどもあってしばらくチャゲアスやASKAさんからも離れつつあった中、2014年のあのショックな出来事が起こりました。
楽曲もいつでも聴けるからとちゃんと聴いていなかったし、中学生の時からずっと入りたかったファンクラブにも入っていなくて、ライブにもここ数年行っていなかった私は、ものすごくものすごく後悔しました。
そして次に活動再開した時には、絶対に後悔のないようにしようと決めていました。
新しくファンクラブ(Fellows)が立ち上げられた時にはすぐ入会し、ASKAブログも欠かさずチェックし(笑)、コンサートツアーのたびに子どもを夫にお願いして一人で遠征しています。
最初は夫ももちろん良い顔はしませんでした。なんだか機嫌が悪いし、しぶしぶ行かせているという感じでした。
でも2回目のライブに参加して帰ってきた私に、諦めがついたというか、吹っ切れたように夫がこんなことを話してくれたのです。
「もう好きなだけライブに参加していいよ。ライブから帰ってきたら、こんなに肌もピチピチツヤツヤ、目もキラキラしていて、オレにはここまでできないなぁと思った。
オレにできないことをASKAがやってくれてると思えば、いいかなって。」
ここまで言えるって、なんてすごい人なんだろうと思いました。
私が逆の立場だったら、ここまで理解して言ってあげることはできなかったと思います。
実は夫はいろいろ細かくて、こだわりも強く、結婚当初は私の行動への制限もあったのです。
だんだん夫も変わり、丸くなりつつはあったのですが、この時の夫の言葉には驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして私が好きなことをさせてもらっている分、夫にも好きなことをさせてあげようと心から思えるようになりました。
そして母親のこんな行動をゆるして待っててくれる子どもにも感謝です。
休みの日には子どもが行きたがっているところに連れて行ったり、思う存分向き合えるようにもなりました。
結果的に家族みんなが好きなことをして楽しむことを認め合えるようになったのです。
これは家族にとって大きな変化だったと思います。
自分がやりたいことを我慢して、相手にもそれを求めるのではなく、お互いが好きなことをできるように認め合うことの大切さを今は実感しています。
そうすることで、自分が満たされ、相手にも感謝の気持ちが生まれ、幸せや元気いっぱいのエネルギーを家族にも分け与えることができ、良い循環ができていきます。
最近の夫は、今年8月の上高地への旅をきっかけに大好きだった登山に目覚め、これからの登山計画を立てながら楽しそうにイキイキと過ごしています。
私と子どもはお留守番ですが、もちろん快く行かせてあげて、自分たちも待ってる間は楽しく過ごすつもりです。
そして私は、つい先日発売されたASKAシングル(大傑作です!)を聴きながら、もうすぐ始まるASKAライブを楽しみにワクワク過ごしている毎日です。
子育てや仕事に忙しい妻も夫も、周りの目を気にして我慢したりせず、自分の好きなことを大切にして、もっと楽しんでいいと思うのです。
そうすることで、毎日がキラキラと輝きだし、人生が変わります。
大きなことでなくても、小さなことからでも・・・本当にオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございます☺︎