何年も前の話ですが、育児休暇を取っていた頃によくNHKの「あさイチ」を見ていました。
その中でたまに特集される「スーパー主婦」シリーズが大好きでした。
掃除や料理など、それぞれの分野ごとに優れた「スーパー主婦」の方々が、家事を様々な視点で研究していて、目からウロコの知恵がたくさん紹介されていました。
影響を受けたことがたくさんありますが、その時から実践していることの一つが「家事や仕事にかかる作業時間を数値化する」ことです。
毎日果てしなく続く家事ですが、一つ一つの作業に何分かかるか計ってみると、意外に時間がかかっていないことに気づきます。
例えばその時の放送では、朝の食器洗いが面倒だからと放っておきがちだった主婦が、実際は5分で食器洗いができることがわかると、先延ばしにせずさっとできるようになったというような事例が紹介されていました。
それ以来、私も家事をするときに時計を見て何分かかるかよく計っています。
記事でも度々書いていますが、朝のトイレ・洗面台掃除には合計3分、食器洗い(夫ができなかった場合)は10分、洗濯物たたみは5分などです。
大体の時間を把握していると、「ああ、面倒だな・・」と思っても「5分で終わるならさっとやってしまおう」と思えます。
つい最近までは、自分だけ1日何時間も家事をしている気分でしたが、実際に時間を計ってみると1日1時間以内しか家事をしていないことに気付き、気持ちが軽くなりました。
仕事中の業務に関しても、実際は何分あればできるかをよく考えます。
5〜10分あればできることも多く、ある程度時間が必要な作業でも1〜1.5時間あれば片付くものも多いです。
最近は人から頼まれたけど面倒だなと思うことがあり、でも実際に面倒なのだろうかと時間を計ってみたら15秒でできることがわかりました。
1日それが何度もあると大変ではありますが、1日1〜2回であればやってあげようか・・という気持ちになりました。
今日も急ぎの業務に追われて、間に合わせられるか不安でしたが、それぞれの業務を何時までに終わらせるという目標を書いて取り組んでみたら、定時ギリギリに終わらせることができました。
普段気が重いと感じていることも、実際にやってみるとすぐに終わることが多いかもしれません。
私も早く取り組まなければと思い続いている課題がいくつかありますが、先延ばしにして気が重い状態を長く続けるよりも、さっと終わらせてスッキリする生活を目指したいです。