自由時間がありすぎると何もできず、忙しい時ほどいろんなことが効率よくこなせることを実感

7月後半〜8月上旬までは、仕事が少し落ち着く時期でした。

普段なかなか取れなかった有給をとって、あれもしよう、これもしようと、たくさんのことをやる気で張り切っていました。

ブログも書きたいネタはたくさんあるので、毎日でも更新する気でいました。

 

それなのに、実際何日かまとめて休んでみると、「あの用事は今日やらなくてもいいな。」と用事を後回しにしてみたり、ブログも1〜2日間更新したら途絶えてしまい、家から出るのが億劫で、ダラダラ横になってスマホを眺めて過ごして終わったり・・と、とんでもなく何もできないまま休みが終わってしまいました。

 

仕事も何ヶ月も先取りして早めに済ませようと張り切っていましたが、締め切りに追われているわけでもないので、出勤すると気が抜けて思うようにはかどらず。

 

そこで思い出した言葉がありました。

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ミニマリストの佐々木典士さんが書いた2冊目の本「ぼくたちは習慣で、できている。」にあった「自由時間は多すぎないほうが幸せ」という言葉。

 

佐々木さんは、出版社を辞めてフリーで活動してらっしゃるようですが、

『編集者時代には、昼食を食べた後のわずかな休憩時間に本を読むのが大きな楽しみだった。仕事を辞めればもっと楽しみの時間が増えるだろうと思ったが、実際は違った。1日中いつでも読めるとなると、手が伸びない。「時間があったらできる」と人はよく空想するものだが、「時間がありすぎるとできない」こともある。』

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「ある研究によると、人の自由時間は1日7時間以上あると、逆に幸福度が下がってしまうそうである。身に沁みて、本当にそうだと思う。時間のゆとりと、したいことができる自由は幸せの条件だと思う。しかし、それに浸りきることもまた、幸せではないのだ。」

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『不自由から逃れた先には、自由の苦しみが待っていた。ガンジーはこう言った。「怠けていることは喜びかもしれないが、重苦しい状態である。幸せになるためには何かをしていなくてはならない」』

(「ぼくたちは習慣で、できている。」より引用)

 

この本を最初に読んだ時は、私には全くピンときませんでした。

私は主婦で家でやることもいっぱいあるし、興味のあることもいっぱいあるので、時間があったらたくさんのことをできると思っていました。

それにいつか今の仕事を辞めて、フリーで時間にゆとりのある暮らしをしたいと本気で考えていました。

でも今回をきっかけに、私ももれなく「自由な時間がいっぱいあると何もできない」ことが分かったので、しばらく仕事を辞めるべきではないことも痛感しました。

 

実際に、8月中旬からまた仕事が忙しくなり始めた頃からは、朝起きたら夫の弁当を作り、朝の家事もテキパキとこなし、出勤時の往復はウォーキングして合計50分歩いたり、仕事から帰ってきてわずかな時間でさっさと用事を済ませたりと、効率よくいろんなことがこなせるようになりました。

 

これも習慣化してしまえば、苦にはなりません。

人にはある程度の毎日決まった習慣が必要なのかもしれません。

フルタイムで忙しく生活していることも前向きに捉え、自分にとって無理もなく、怠けすぎない、ほど良い習慣を作っていきたいと思います。

 

 

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